夏休みボランティア体験

 小学校5年生・6年生、中学生を対象に総合福祉センターいこい荘にて小学生は2日間、中学生は3日間で実施し、計16人の参加がありました。
 今回の体験では、新たな体験プログラムとして、西伯病院の通所リハビリやらくらくデイケアを訪問し、利用者の方々と交流しました。最初は緊張していた児童生徒も、次第に自分から話しかけたり、専門職に質問をしたりと積極的に活動する姿が見られ、最後は打ち解けて、笑顔があふれる体験になりました。

また、高齢者疑似体験グッズ(高齢者体験用のメガネや耳あて等)を着用した状態でのeスポーツ体験も行い、楽しみながら福祉への理解を深めることができました。

一方で、支え愛マップづくり体験では、それぞれが自分なりに考えて発言する姿もあり、自分の地域や防災を考える新しい学びにつながりました。

更に、中学生はあいみ児童クラブで楽食クラブの方々と活動を共にして、小学生の調理実習のサポートを行い、一緒に調理や片付けをする中で、年下の子どもたちに声をかけたり手助けをしたりする姿が見られました。

IMG_5228

      支え愛マップ作りの様子

 PXL_20250806_011915128.MP

      南部町楽食クラブとの交流の様子

今回の体験を通して、子どもたちは「地域にはさまざまな人が暮らしていること」「誰かのために行動し、感謝される喜び」を実感できたようです。参加した児童生徒からは「また参加したい」「もっと学んでみたい」という声もありました。

南部町社協では、今後も子どもたちが地域の人々とつながり、支え合いの心を育めるような体験の場を大切にしていきます。

 

※更に詳しい体験の様子は10月発行予定の社協だより81号に掲載いたします。

※本事業は赤い羽根共同募金を財源に実施しております。